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2018年7月31日 (火)

自家製酵母のみで焼くパネトーネの勝手な薀蓄の巻

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[ チョコレートバナナパネトーネ ]
/ルヴァン種2種
(どちらも数年継いでいるもの)

この暑いのに暑苦しいパネトーネを焼くこと多し笑。

私は少し変人なのかもしれないと自分でも思うほど

これだと思ってしまったものを焼き続ける傾向にあります。

自家製酵母に出会ったパン焼き当初は

カンパーニュ(田舎パン)ばかり焼いてました笑。

来る日も来る日もハード系ばかり。

今のメインはパネトーネばかり。

その隙間で定番になった食パンや田舎パンを焼いてます。

白いご飯を毎回それだけ写真に撮らないように

この定番のパンも写真を撮らなくなりました。

あえて撮らなくなったのではなく

気づいたら撮らずに消費を繰り返していました。

ある意味、この2つに関してはリア充になってきたのかもしれません。

どハマりして何度も焼き続ける件に話戻しますが

私の場合、ある程度の期間で一気にやらないと

わかるもんもわからずじまいになってこんがらがって的外れになり

延々それっぽいものしか焼けない悪循環に陥ります。

進歩が一つもない状態になりかねないので

その間、そればっかり。

そればっかりが頭の中を支配します笑。

泣きたくなるほどこんがらがって終いには

もうパンを焼くのはやめよう、

ブログもやめよう。

SNSもやめ!と短気に考えながら夜に床につき

そんなときに限って

翌日の朝方、あ!そうか、そうだったんだと思いつき

また仕込む、これの繰り返しで何年も家庭内製パンブログやってます。

またそれらの快感があるから続けていられるのです。

性格上、簡単なことはすぐ飽きるけれど

難しいことは興味がどんどん続いてくれる。

難しいことは最初に自分がわからないことが何なのかさえわかりません。

なので難しいとさえ思わない。

それは怖いことです。

徐々にその理解度が進むとわからない事が鮮明になってくる。

そうなってきたらしめたもんだとヨッシャー!と思います。

頭にハテナが浮かばなくなってしまったらそれはやめ時。

それくらい“?”は私にとり大切。

と言うことで

前回の記事からなんとまたまた一ヶ月以上放置になってしまっていて

時間の早さに自分でびっくりして書いてる今回の記事は

パネトーネの自分勝手な薀蓄諸々脱線の巻にします。

放置の間もたくさんの皆さんが来てくださっていて

感謝しかありません。

ありがとうございます!

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↑ちなみにこちらはチョコレートバナナパネトーネをカットする前。

パネトーネ本来のほわっと溶けるような食感に

バナナ配合特有のもっちり感は邪魔になるので

もっちり感をなくした下処理とその加え方をしています。

私のパネトーネは高加水で仕込みます。

焼き上がりに串をさしてシフォンケーキのように逆さまにして冷まします。

そうしないとあまりにもほわほわのため凹みぺしゃるから。

さして利用している金串はこちらと同じ形状のものを使用しています。

SA18-8丸魚串(20本) φ2.0×240mm【金串】
【業務用厨房機器厨房用品専門店】

私は元々家にあった串なのでこの長さになりますが

もう少しだけ長い方が使い勝手がいいかもしれません。

紙型はこちらを。

サイズは直径14cmのイタリア製の紙型を愛用しています。

この紙型がとても優秀なんです。

高加水の生地を掴み窯伸びする手助けをしてくれます。

合羽橋で50単位で購入しています。

先日も在庫が少なくなり浅草ランチ含め購入してきました。

これで安心。

まだまだ焼けます(笑)。

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↑こんな感じに逆さまに。
※ちなみにこのパネトーネは
コーヒーマカロン生地をのせて焼いたチョコレートパネトーネ。

これを寸胴鍋を利用して逆さまに吊るして冷ましています。

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このパネトーネは製粉会社をかえて仕込んだ別のパネトーネ。

大好きなお店のシェフとお話をさせていただいたときに

ある製粉会社の粉はふくらみが違うという話になり、

ならばと帰宅後すぐにその製粉会社の粉を

蛋白ごとに数種ネット注文しました。

これが使ってみると蛋白が低い粉もしっかりと膨らむ。

もちろん無添加の粉です。

力があり膨らむのに歯切れの良さともっちりしすぎない食感が

パネトーネを仕込むのにちょうどよい具合の粉で

もちろんその低蛋白のみの粉では長時間発酵に耐えられず

最終発酵で力尽きてしまったり

焼成中に熱に生地が負けてしまい結果菓子パンのようなクラムになり

理想とする窯伸びものぞめないので

蛋白が多い粉とブレンドして風味も足して仕込みます。

これに昨日インスタグラムでもご紹介をした

パネトーネ用に仕込んでいる母種、

その他役割のルヴァン種(酵母)、工程~焼成で好みのクラムに育てます。

高配合の発酵バターや卵(卵黄)の加え方一つでも生地に差が出ます。

それぞれを加える時に生地にコシを与えるように捏ね上げます。

気泡周りのクラムを

どのくらいの重量感、食感にするかを探るのがまた楽しいんです。

高加水にする理由として

全体に平均に散らばる気泡が運ぶしっとりと溶けるような食感と香り、

これを望みたいからです。

もしこれまでの一般的なパネトーネが少ししっとり感を増したくらいの

菓子パンやスポンジケーキのようなクラムがお好みであるならば

面倒な高加水仕込みにする必要はありません。

高加水にせずとも、もっと仕込みやすい加水量で

中種法などの製法で似たような味や食感にすることができます。

私にとりそのクラムでは高加水にする意味がありません。

理想の窯伸びとクラムにするために

仕込む種をそれ用に対応できるものにする、

レシピ配合、工程~焼成方法まで全てパネトーネ用です。

パネトーネを焼き始めた当初、

気泡を伴ったクラムにしたいとハード系の考え方や

食感諸々を求め単に中種法にそれっぽい材料の配合で焼いて

理想とかけ離れたものが焼き上がり撃沈しました。

撃沈と言っても味はそれなりに美味しくいただけました。

少なくともこれまで食べていた市販や自分で焼いていたパネトーネより

しっとり度は増して美味しいし、

材料も良いものを使ってるからそれなりの水準にはなります。

なってくれなきゃ困ります笑。

だけど

底辺のみにちらほらと浮かぶ気泡や

気泡と呼べない成形の不具合による穴は

理想でできる気泡と意味も味も違ってくるんです。

外観もそれなりに膨らんではいるものの、

理想とする膨らみ方、質感ではありませんでした。

なんとなく感じる窯伸びはしているのに残念は質感。

これは私の求めるものではないのだと

これまで何十個のパネトーネを焼いたでしょうか

そして、肥えたでしょうか笑。

↑ここまで長い文章書いてきてココが太文字(笑)

自分で食べる事、これが一番大前提で大事だとも思います。

そして時間経過による劣化度諸々の確認も大事。

これ、お店で購入しているパンでもやってます。

一度に食べない。

劣化度を調べる、嫌らしい客です。

これを調べると面白い結果になり

劣化度以外にも気付くことも多々あるのでおすすめします。

私はパンを焼きたいからの理由で

人にプレゼントすることはあまりしません。
※もちろん手土産でプレゼントすることはあります。

本当に満足できるパンにしたいと思ったときに

不向きであるとも思うんです。

もらった方のほとんどは、

とんでもない偏屈か

あえて貶すことで自分わかってる感を醸し出そうとする方か(笑)、

差し上げたパンがとんでもなく○○い味のパンだった場合等をのぞいて

たいてい美味しいと社交辞令を言ってくださるものです。

私の人付き合いの深さがそこまでと言ってしまえばそれまでですが

その社交辞令含んだ意見を鵜呑みにした時点で終わってしまう(笑)。

単純な脳の私はそれを簡単に信じてしまうのでそれは避けたい。

誤魔化しがきかないのは自分の口、

本当のことをズケズケ言ってくれるのは口の悪い家族のみになります。
↑とくに容赦ない生意気娘。

自分を誤魔化さずに納得して満足するまで

他人様の舌や感想は信じないことにしています笑。
↑どれだけ性格がゆがんでいるのでしょうか

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これは本捏ねがすみ発酵途中の生地です。

ちなみに大まかなところをハンドミキサーで捏ねて

その後は手捏ねをして仕上げています。

この後、発酵がすんでからの丸め等を

インスタグラムにて動画投稿しています。

先程、納得するまでと書きましたが

レシピも納得するまでが大変な面倒くさい性格です。

数回焼いてたまたま美味しく焼けたでは

必然的とは言えないので問題外。

工程一つ一つの理由、なぜそうするのか、

それは正しいのか無駄や必要、諸々を焼き倒して調べて

自分がどの状況下で何度もしつこく焼いてみて

必然的に同じレベルのクオリティで焼けてはじめて完成としたい。

そうなっても更にもっとこうしたら

もっと良くなると改善を繰り返すから

延々終わらないエンドレスなレシピ作成です(泣)

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このちぎった動画もインスタグラムに投稿してます。

またこちらでご紹介できなかったパンもインスタグラムに投稿しています。

お時間がありご興味のある方ご覧いただけたら嬉しいです。

インスタグラム=BCHUN_CAFE

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「自家製酵母で作る 毎日食べたいパンとおやつ」
あんこ著
河出書房新社

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初版部の訂正をお願い申し上げます。

「自家製酵母で作る 毎日食べたいパンとおやつ」
シナモンロール内、P63のレシピページの、

巻き込み用シナモンシュガーレシピの
シナモンの量の訂正になります。

誤)60g
正) 6g

よろしくお願い致します。

ご迷惑とお手数をおかけいたします・・・!

ぼっちゅんcafe
あんこ

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